夜間透析対応

仕事帰りに人工透析を行う必要がある場合は、夜間透析に対応しているクリニックを探す必要があります。

このページでは、最寄り駅から徒歩1分以内にあり、オンラインHDFに対応しているクリニックを選出しました。
その中でも、夜遅くまで人工透析が行えるクリニックを5院紹介します。

※Googleで「人工透析 東京」と検索して出てきた156院を調査。その中でも「夜間透析に対応」「オンラインHDFに対応」「最寄り駅から徒歩1分以内」のクリニックを選出し、閉院時間が遅い上位5院を五十音順に掲載します。(2023年7月20日調査時点)

夜間透析に対応している東京都内の人工透析クリニック

渋谷笹塚HDクリニック

渋谷笹塚HDクリニック公式HPキャプチャ

引用元:渋谷笹塚HDクリニック公式HP
(http://sasazuka-clinic.jp/)

渋谷笹塚HDクリニックの医院情報

最終夜間透析時間 18:30~23:00(月・水・金)
所在地 東京都渋谷区笹塚1-30-3 ビラージュ笹塚Ⅲ 4F
アクセス 京王線「笹塚駅」より徒歩1分
診療時間 (月~土)8:30~14:30
(月・水・金)14:00~23:00
休診日 日曜
電話番号 0120-051-137(フリーダイヤル)、03-5738-1501

東京透析フロンティア 王子駅前クリニック

東京透析フロンティア 王子駅前クリニック公式HPキャプチャ

引用元:東京透析フロンティア 王子駅前クリニック公式HP
(https://frontier-ohji.jp/)

東京透析フロンティア 王子駅前クリニックの医院情報

最終夜間透析時間 ~23:30(月~土、祝日)
所在地 東京都北区岸町1-1-7 王子新扇屋ビル2F
アクセス JR京浜東北線「王子駅」より徒歩30秒
診療時間 (月~土、祝日)8:30~23:30
休診日 日曜
電話番号 03-5924-1029

東京透析フロンティア 大塚駅前クリニック

東京透析フロンティア 大塚駅前クリニック公式HPキャプチャ

引用元:東京透析フロンティア 大塚駅前クリニック公式HP
(https://frontier-otsuka.jp/)

東京透析フロンティア 大塚駅前クリニックの医院情報

最終夜間透析時間 ~23:30(月~土、祝日)
所在地 東京都豊島区北大塚2-1-1 ba05ビル6F・7F
アクセス JR山手線「大塚駅」より直結
診療時間 (月~土、祝日)8:30~23:30
休診日 日曜
電話番号 03-6903-6355

東京透析フロンティア 西日暮里駅前クリニック

東京透析フロンティア 西日暮里駅前クリニック公式HPキャプチャ

引用元:東京透析フロンティア 西日暮里駅前クリニック公式HP
(https://frontier-nippori.jp/)

東京透析フロンティア 西日暮里駅前クリニックの医院情報

最終夜間透析時間 ~23:30(月~土、祝日)
所在地 東京都荒川区西日暮里5-23-5 クラウンビルB1-2F
アクセス JR山手線「西日暮里駅」より徒歩30秒
診療時間 (月~土、祝日)8:30~23:30
休診日 日曜
電話番号 03-6806-7561

東京ネフロクリニック

東京ネフロクリニック公式HPキャプチャ

引用元:東京ネフロクリニック公式HP
(https://tokyo-nephro-clinic.com/)

東京ネフロクリニックの医院情報

最終夜間透析時間 19:00~23:30(月、水、金、土)
所在地 東京都豊島区駒込3-3-19 ORCHID PLACE 7F・8F
アクセス 東京メトロ南北線「駒込駅」より直結
診療時間 (月~土)8:30~15:00
(月・水・金・土)15:00~23:30
休診日 日曜
電話番号 03-3949-5801

仕事後に受けられる「夜間透析」とは

夜間透析

元々人工透析は、平日のお昼に週3日受けなくてはいけないもので、会社勤めをしている人の場合、仕事を休むか早退をしなければ受けられませんでした。

しかし、最近では夜間透析に対応するクリニックが増え、最終受付も18~20時と、仕事が終わった後に余裕を持って行けるようになりました。

透析のために週3日早退するのは会社に勤める上でなかなか両立が難しいといえますので、夜間透析は会社勤めをされている方にとって、適した透析方法の一つとなっています。

東京で夜間透析ができるクリニックの特徴

複数の医師による透析管理

東京で夜間透析を受ける際、一番懸念されるのが医師の対応の問題です。しかし、東京のクリニックのほとんどが複数の医師が常駐しており、きちんと透析管理を行っています。

例えば、腎臓、循環器、漢方、泌尿器科、内科など各分野毎に専門としている医師が健康管理を行っているのです。

一般的に、透析医療の循環動態を診るのは腎臓を専門としている医師となります。しかし、患者さんの中には心血管系の合併症を伴うことが多く、心臓や血管関連をフォローし、他の医師と連携して治療を行うことが必要となってくるのです。

また、透析が長引く間に患者さんの心理状態や体調も変わってきますので、患者さんの心のケアができる医師の常駐にもしっかりと対応しているクリニックが多いです。

といったように、夜間透析には一人の医師での対応というのがどうしても難しくなってきます。一人の患者さんを複数の医師が管理しているクリニックであれば、自ずと信頼につながるのではないでしょうか。

電子カルテを使ってわかりやすく説明

医師が使うカルテというのは紙というのが一般的であります。しかし、今では電子カルテを使用するクリニックも決して少なくはありません。

電子カルテと言えば、パソコンを使ってカルテを書くというイメージだと思います。その考えは間違いではなく、最近では一般の外来でも医師がパソコンに向かってキーボードを叩いている姿をよく目にするはずです。

夜間透析を行う東京のクリニックのほとんどは、この電子カルテを使用するケースが多くみられます。中には、医師や看護師が使用する電子カルテを透析フロアでも使用可能な、「iPad」で電子カルテの入力や閲覧ができたりするのです。

もし、自分の検査データを時系列で見たいと思っても、このiPadを使えば一目瞭然です。ちなみに、iPadではビジュアルにデータを可視化しており、患者さんに説明がしやすいように配慮をしているクリニックも実際には増えてきています。

一般的に、医師や看護師が検査データを説明するために電子カルテを活用していますが、検査データの変化や数値を知りたい場合はすぐに確認をすることができます。

データの変化がグラフ形式でわかり、自己管理のモチベーションにもつながりやすいのは間違いないでしょう。こういった取り組みが、患者さん一人ひとりの日々のコンデイションへとつながっているのです。

くつろぎやすい環境

そもそも夜間透析を行っているクリニックのほとんどは、仕事をしている人の支援をしたいと夜遅くまで診療をしているのです。

そのため、東京にあるほとんどのクリニックでは深夜近くまで透析を実施しているところが多いです。ですので、日中は安心して仕事に打ち込み、夜は十分に透析を行うことができるということです。

特に東京では、仕事の効率やパフォーマンスの妨げを避けるべく、夜間透析を行っているクリニックも多いです。中には、透析中に仕事ができるように「Wi-Fi」を設置しているクリニックもあります。

仕事のためだけでなく、チェアーベッドに座りながらインターネットで音楽や映画などを楽しみながらリラックスすることもできます。wi-fiに対応するデバイスが利用可能でありますので、スマホやパソコン、iPadも利用ができます。

透析の時間を普段の生活や仕事の生活と切れ目なく、連続することがクリニック側の願いでもあるのでしょう。仕事や趣味に没頭すれば辛い気持ちも和らぎますし、長い時間も短く感じられるはずなのです。

東京で夜間透析ができるクリニックを選ぶ際のポイント

水がきれいなことは必要不可欠

透析というのは水が命でもあります。ですので、まずは水がきれいなクリニックを選ぶということは大前提でもあるのです。

ちなみに、1回の透析で血液が透析膜を介して接する透析液は約120リットルと言われています。

透析液中には「エンドトキシン」と呼ばれる不純物が存在し、長期に及ぶ透析を行うことで、動脈硬化・透析アミロイドーシス(骨嚢胞・手根管症候群・ばね指の原因)・栄養障害を引き起こす可能性があります。

この透析液を清浄化させることで、エンドトキシンを検出感度以下に抑える必要があります。
長期透析による弊害を少しでも減らすために、新しい透析機器の配備や、徹底された管理が必要になるのです。

無酢酸透析を使用

これまでの透析液には、血液が酸性に偏っている状態を是正するべく、少量の酢酸が含まれていました。ちなみに、この副作用として心機能抑制、末梢血管拡張作用、血圧低下が報告されています。

夜間透析を行っているクリニックの中には、「カーボスター」と呼ばれる無酢酸の透析液を使用しているクリニックも増えてきました。

ですので、この無酢酸透析を使用しているクリニックを選ぶというのも大きなポイントになるのかもしれません。

最終入室時間を設定していない

夜間透析ができるクリニックも東京では増えてきましたが、正直なところ受付時間というのはクリニックごとによって違ってきます。

中には、17時までが最終受付というクリニックも少なくはありません。17時だと仕事によっては早退が必要なケースも出てきてしまいます。

そこで、夜間透析ができるクリニック選びのポイントとして、最終入室を設定していないというクリニックを選ぶにも一つの手であります。

とはいえ、その日までには透析を終えなければならないというクリニックがほとんどとなります。要するに、最終入室時間が設定されていないということは、逆算してその日(23時頃)までに終われる時間までに受付を済ませれば良いという話なのです。

こういった最終入室時間を設定していないクリニックだと、時間に余裕も持てて、仕事でも迷惑をかけることもないかと思われます。

好きな体位で透析が受けられる

好きな体位で透析が受けられる喜びというのは、透析を経験している人にしかわからないかと思います。

今では透析専用チェアを用意しているクリニックも増えてきているので、比較的に楽な姿勢で透析が受けられるようにもなったのです。

座った状態で読書や仕事をすることもできますし、備え付けのテレビまで完備しているクリニックもありますので、テレビや好きなDVDを見て過ごすこともできるのです。

中には食事を摂りながら透析が受けられるところもあり、自由度がかなり高いクリニックまで存在してきているのです。

駅から近いクリニック

東京だと電車で移動する人がほとんどかと思います。そうなれば、必然と駅から近いクリニックというのは重宝されがちになるのではないでしょうか。通うのも楽だと帰りも非常に楽になります。

仕事帰りにも通いやすいですので、普段から電車移動している人はできるだけ駅から近いクリニックを選ぶようにしましょう。