ここでは、夜間透析のメリットと特徴、そして夜間透析を実施しているクリニックを紹介します。
クリニック名 | 渋谷笹塚循環器HDクリニック |
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最終受付時間 | 月火水:20時 火木土:13時 |
住所 | 東京都渋谷区笹塚1-30-3 ビラージュ笹塚Ⅲ 4F |
クリニック名 | 大井町駅前クリニック |
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最終受付時間 | 月~金:18時 土:18時 日祝日:19時 |
住所 | 東京都 品川区大井1-49-15 アクセス大井町ビル7F |
クリニック名 | 田端駅前クリニック |
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最終受付時間 | 月水金:19時 火木土:19時20分 |
住所 | 東京都北区田端1-21-8 NSKビル4F |
クリニック名 | 代々木ステーションクリニック |
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最終受付時間 | 月~土:18時15分 |
住所 | 東京都渋谷区代々木1-35-4代々木クリスタルビル4F |
クリニック名 | 渋谷新南口クリニック |
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最終受付時間 | 月水金:18時45分 火木:17時45分 |
住所 | 東京都渋谷区渋谷3-28-8第三久我屋ビル2F |
人工透析といえば、週に3日間、それも平日の昼間に受けなければならないもので、普通に会社勤めをしている人としては、仕事を休むか早退しないと透析を受けられないのが実情でした。
しかし、最近では夜間透析に対応するクリニックが増え、最終受付も18~20時と、仕事が終わった後に余裕を持って行けるようになりました。
透析のために週3日早退するのは会社に勤める上で非常にネックとなりますので、夜間透析は会社勤めをしている方に最適な透析方法の一つとなっています。
東京で夜間透析を受ける際、一番懸念されるのが医師の対応の問題です。しかし、東京のクリニックのほとんどが複数の専門医が常駐しており、きちんと透析管理を行っています。
例えば、腎臓専門医、循環器専門医、漢方専門医、泌尿器科専門医、内科専門医などの専門医が健康管理を行っているのです。
一般的に、透析医療の循環動態を診るのは腎臓専門医となります。しかし、患者さんの中には心血管系の合併症を伴うことが多く、心臓や血管関連をフォローし、腎臓専門医と連携して治療を行うことが必要となってくるのです。
また、透析が長引く間に患者さんの心理状態や体調も変わってきますので、患者さんの心のケアができる医師の常駐にもしっかりと対応しているクリニックが多いです。
といったように、夜間透析には一人の医師での対応というのがどうしても難しくなってきます。一人の患者さんを複数の専門医で管理することで、自ずと患者さんにも安心感というものが与えられてもいるはずなのです。
医師が使うカルテというのは紙というのが一般的であります。しかし、今では電子カルテを使用するクリニックも決して少なくはありません。
電子カルテと言えば、パソコンを使ってカルテを書くというイメージだと思います。その考えは間違いではなく、最近では一般の外来でも医師がパソコンに向かってキーボードを叩いている姿をよく目にするはずです。
夜間透析を行う東京のクリニックのほとんどは、この電子カルテを使用するケースが多くみられます。中には、医師や看護師が使用する電子カルテを透析フロアでも使用可能な、「iPad」で電子カルテの入力や閲覧ができたりするのです。
もし、自分の検査データを時系列で見たいと思っても、このiPadを使えば一目瞭然です。ちなみに、iPadではビジュアルにデータを可視化しており、患者さんに説明がしやすいように配慮をしているクリニックも実際には増えてきています。
一般的に、医師や看護師が検査データを説明するために電子カルテを活用していますが、検査データの変化や数値を知りたい場合はすぐに確認をすることができます。
データの変化がグラフ形式でわかり、自己管理のモチベーションにもつながりやすいのは間違いないでしょう。こういった取り組みが、患者さん一人ひとりの日々のコンデイションへとつながっているのです。
そもそも夜間透析を行っているクリニックのほとんどは、仕事をしている人の支援をしたいと夜遅くまで診療をしているのです。
そのため、東京にあるほとんどのクリニックでは深夜近くまで透析を実施しているところが多いです。ですので、日中は安心して仕事に打ち込み、夜は十分に透析を行うことができるということです。
週に2、3回職場を早退して透析を受けなければならないという状況は、仕事で責任ある地位で働く人にとってはネックでしかならないのです。
仕事だけでなく他のことも中途半端になってしまいますし、生産効率を求める企業が多い世の中では、「時間」というものが何よりも貴重なものとなってくるのです。
ということもあり、働き盛りの多い東京では、仕事の効率やパフォーマンスの妨げを避けるべく夜間透析を行っているということでもあるのです。中には、透析中に仕事ができるようにとwi-fiを設置しているクリニックもあります。
仕事のためだけでなく、チェアーベッドに座りながらインターネットで音楽や映画などを楽しみながらリラックスすることもできます。wi-fiに対応するあらゆるデバイスが利用可能でありますので、スマホやパソコン、iPadも利用ができます。
透析の時間を普段の生活や仕事の生活と切れ目なく、連続することがクリニック側の願いでもあるのでしょう。仕事や趣味に没頭すれば辛い気持ちも和らぎますし、長い時間も短く感じられるはずなのです。
透析というのは水が命でもあります。ですので、まずは水がきれいなクリニックを選ぶということは大前提でもあるのです。
ちなみに、1回の透析で血液が透析膜を介して接する透析液は約120リットルと言われています。
この透析液中の「エンドトキシン」と呼ばれる不純物が、長期に及ぶ透析で動脈硬化・透析アミロイドーシス(骨嚢胞・手根管症候群・ばね指の原因)・栄養障害を引き起こすことがわかっています。
この水を徹底的に清浄化し(透析液のウルトラピュア化)、エンドトキシンを検出感度以下に抑え、これらの長期透析の弊害を減じる新しい透析機器を揃え、徹底した維持管理がどうしても必要となってくるのです。
従来の透析液には、患者さんの血液が酸性に傾いている状態を是正するため、少量の酢酸が含まれています。ちなみに、この副作用として心機能抑制、末梢血管拡張作用、血圧低下が報告されています。
夜間透析を行うクリニックの中には、無酢酸の「カーボスター」といわれる新しい重炭酸透析液を使用しているクリニックが増えてきました。
その結果、透析中の血圧低下、頭痛、嘔気、足のつり、倦怠感、痒みなどの症状軽減、透析後ベッドから離れる時間の短縮、透析帰宅後の疲労感軽減、食欲増進、貧血改善などに効果が出ているのです。
ですので、この無酢酸透析を使用しているクリニックを選ぶというのも大きなポイントになるのかもしれません。
夜間透析ができるクリニックも東京では増えてきましたが、正直なところ受付時間というのはクリニックごとによって違ってきます。
中には、17時までが最終受付というクリニックも少なくはありません。17時だと仕事によっては早退が必要なケースも出てきてしまいます。
そこで、夜間透析ができるクリニック選びのポイントとして、最終入室を設定していないというクリニックを選ぶにも一つの手であります。
とはいえ、その日までには透析を終えなければならないというクリニックがほとんどとなります。要するに、最終入室時間が設定されていないということは、逆算してその日(23時頃)までに終われる時間までに受付を済ませれば良いという話なのです。
こういった最終入室時間を設定していないクリニックだと、時間に余裕も持てて、仕事でも迷惑をかけることもないかと思われます。
好きな体位で透析が受けられる喜びというのは、透析を経験している人にしかわからないかと思います。
今では透析専用チェアを用意しているクリニックも増えてきているので、比較的に楽な姿勢で透析が受けられるようにもなったのです。
座った状態で読書や仕事をすることもできますし、備え付けのテレビまで完備しているクリニックもありますので、テレビや好きなDVDを見て過ごすこともできるのです。
中には食事を摂りながら透析が受けられるところもあり、自由度がかなり高いクリニックまで存在してきているのです。
東京だと電車で移動する人がほとんどかと思います。そうなれば、必然と駅から近いクリニックというのは重宝されがちになるのではないでしょうか。通うのも楽だと帰りも非常に楽になります。
仕事帰りにも通いやすいですので、普段から電車移動している人はできるだけ駅から近いクリニックを選ぶようにしましょう。
夜間透析ができる東京都内のクリニックの中から患者さんたちからの評判が高い5つのクリニック・病院を選びました。
【最大20時まで受付】
人工透析において非常に評判の高いクリニックです。
最終の受付時間を設定していなく、23時過ぎの透析終了まで対応しています。そのため、仕事を早退する必要がなく、会社帰りでも充分通うことが出来ます。
熟練のスタッフによる確かな技術で、透析を行います。在宅血液透析では、自宅に透析機械を置きます。自宅で介助を行ってくれる人と一緒に、透析を実施します。食事を通常通り摂取した場合でも、カリウムや尿毒素などを除去可能です。
在宅で透析を行うメリットは、通院による週3回の治療よりも、毎日行うことで体の負担を減らせるところにあります。
その反面、機会や材料を自宅に置くためのスペースの確保や初期投資が必要となってきます。透析そのものは、Dドライという透析液粉末を使用し、最新の透析薬剤精製システムを用いています。
また、フィルターや機器の洗浄にて可能な限り透析液中のエンドトキシンを低減させています。
渋谷笹塚循環器HDクリニックの夜間透析について公式HPで詳しく>>
【最大19時まで受付】
30年以上の実績を持ち、人工透析を中心に生活習慣病予防・治療などにも対応している大井町駅前クリニック。
夜間透析については受付時間を17時~18時に設定し、22時30分まで診療を行なっています。
大井町駅前クリニックは、30年来の実績を持ち地元の人たちから親しまれてきた病院です。
人工透析は、透析センターで行われており、自動監視付きの透析装置とオンラインHDFは最新のものを設置。
センター内では、快適に過ごせるように細かいところにも配慮が行き届いています。例えば、ベッドの高さから、マットの硬さなど、長時間利用しても苦痛にならないように考えられています。
また、湿度や照明、不快なにおいの除去なども気を配りリラックスできる状態に。交通の便、立地条件の良さから、臨時透析や夜間透析も受け付け可能となっています。
【最大19時20分まで受付】
田端駅前クリニックは、夜間透析が最大の特長といえるクリニックです。
他の透析クリニックと比べて開院時間が長く、19時までの受付で23時30分までの夜間透析に対応しています。
一般の電子カルテとは異なる、タイプのものを院内で導入。医師や看護師が使用する電子カルテを透析フロアでも使えるようにiPadを活用し、カルテの入力や確認が行えるようになっています。
患者様が自身の検査データを時系列で閲覧希望があった場合は迅速に対応します。データの変化が一目瞭然なため、自己管理を行う気持ちも高まることでしょう。この取り組みを行うことで、患者様の毎日の体の管理につながっていきます。
【最大18時15分まで受付】
代々木ステーションクリニックは透析専門クリニックのため、一般外来診療は行われていません。
旅行や出張、帰省による臨時透析に対応しています。また、最終透析時間は22時15分まで実施。部屋数に限りはありますが、個室で透析を受けることもできます。
透析をしている患者様は、免疫機能が低下しているためどうしても感染症をおこしやすくなります。数字だけでみると、がんの発生率は1.5~4.5倍といわれるほど。
また、さまざまな合併症の発症リスクもあるため、入念な検査と24時間ホルター心電図や頸動脈エコーなどを使って定期的にチェックが行えるように努めています。
少しの変化も見逃さないように、ひとりひとりとしっかり向き合いながら、異常の早期発見と対応を心がけています。
代々木ステーションクリニックの夜間透析について公式HPで詳しく>>
【最大18時45分まで受付】
渋谷新南口クリニックの一般外来は9時開始ですが、透析に限っては早朝7時30分から対応しています。そのため午前中に透析を済ませられることも。
夜間透析としては21時30まで可能。維持透析も受け付けています。
子どもから年配の方まで、幅広い年齢層が来院されているのが特徴です。
透析診療では、ニプロ社製透析液供給装置と監視装置を設置。原水質の管理行い、エンドトキシンといわれる菌体内毒素を防ぐことにも注力しています。
透析で使用する電動式リモコンベッドには、さまざまな検査機器が完備されているため、安心安全に治療に専念することができます。
人工透析の時間は、患者様のニーズに答えて、7時30分から21時30分まで対応可能。長時間快適に過ごしていただけるように考えられています。
渋谷笹塚循環器HDクリニックは調べた中で、一番夜遅くまで透析を受けられることがわかりました。20時以降に透析を開始することも可能だそうです。
専用チェアにはブックホルダーはもちろんのこと、DVDプレーヤー付きのテレビやWi-Fiも完備されているので、自由度は高いです。22:30までと若干早めに終了しますが、大井町駅前クリニックも夜間対応と言えるでしょう。
こちらは快適な透析環境と感染症対策にも力を入れているそうです。隔離透析ができる個室も用意されているそうなので、インフルエンザの時も安心ですね。
田端駅前クリニックも夜間透析を行なっていて、専用のリクライニングシートで映画鑑賞が出来たりWi-Fi完備でインターネットにつながるために、透析を受けながら仕事をすることもできます。
帰宅途中に通える
透析クリニック